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スパム(迷惑)メール対策 [ブロッキング方式]


ブロッキング方式について
選択的SMTP拒絶方式 「Selective SMTP Rejection (S25R)」 を導入しております。
(スパム対策技術: http://www.gabacho-net.jp/anti-spam/)

昨今のスパムメールのほとんどは、エンドユーザー用回線につながったコンピュータから、メールサーバを経由せずに直接配送されております。
一方、善良なユーザーからのメールはたいていメールサーバを経由して送られてきます。
そのことから、その特有の特徴に当てはまるメールを拒否することで、スパムメールの配信量を減らせることになります。


Spam03.gif

「選択的SMTP拒絶方式」(Selective SMTP Rejection、略称:S25R)の要点

・メールサーバでないと推定されるクライアントを応答コード「450」(「後で再試行せよ」の意味)で拒否。
・応答コード「450」による拒否に対して規則的に再試行する正当なメールサーバをホワイトリストで救済。


ご利用について

拒否基準について
「S25R」にて公開されているルールは6個ございますが、弊社にて検証した結果、6個全て適用した場合、通常のメールが拒否される影響が高いと判断したため、 下記ルールの適用とさせて頂いてます。


[ルール1]
逆引きFQDNの最下位の名前が、7個以上連続する数字を含む


例)YahooBB220030220074.bbtec.net
   pcp04083532pcs.levtwn01.pa.comcast.net


[ルール2]
逆引きFQDNの最下位の名前が数字で終わり、かつ下位から2番目の名前が、1個のハイフンで分断された
二つ以上の数字列を含む


例) wbar9.chi1-4-11-085-222.dsl-verizon.net
   m226.net81-66-158.noos.fr


[ルール3]
逆引きFQDNの最下位の名前が「dhcp」「dialup」「ppp」「adsl」で始まり、かつ数字を含む

例) dhcp0339.vpm.resnet.group.upenn.edu
   dialupM107.ptld.uswest.net
   PPPbf708.tokyo-ip.dti.ne.jp
   adsl-1415.camtel.net



※「FQDN」とは・・・インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワーク上で、ドメイン名・サブドメイン名・ホスト名を
            省略せずにすべて指定した記述形式のこと。



アクセス拒否の場合
送信サーバーが、上記ルールにあてはまった場合、「後で再試行せよ(再送信せよ)」の意味の「450」という応答コードを
送信先サーバーに返します。

応答エラーメッセージ: 450 may not be mail exchanger


[通常のメールサーバの場合]
数分から数時間程度の間隔で数日間にわたって送信を再試行しますので、メールログを監視し、再試行を行っている「IPアドレス」または「ホスト」「ドメイン名」を 許可条件として「ホワイトリスト」に設定します。
なお、ホワイトリストに登録する事で、次回からは再試行なくメールを受信することができるようになります。


[スパムメールの場合]
送信を規則的に再試行することがめったにないことが調査上判明しておりますので、一回きりのアクセスや、数秒間隔で繰り返されるアクセスは、 スパムメールである可能性が高いので、そのままにしておきます。
また、サーバーに高負荷をかけるような悪質な送信先は、「ブラックリスト」に登録します。


ご注意事項
・このルールを適用することで、スパムメールの配信量を減らせることになります。
 (なお、全てのスパムメール拒否は、通常のメールも拒否してしまう場合もあるため難しい状況です。)

・再試行となった場合には、配送完了までに時間がかかる可能性がございますので、予めご了承下さい。




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